自家製パイを仕上げる際、通常は卵黄を塗ることがおすすめされています。
この卵黄の使用は、パンやスイートポテト、和菓子作りにもよく見られます。
卵白と卵黄を分ける作業は少し手間がかかり、余った卵白がもったいないと感じることもあるでしょう。
しかし、卵黄を塗らないと、パイに光沢が出なくて見た目がいまいちになってしまいます。
そこで、卵黄を使わずに似たような美しい光沢を出す方法をご紹介しましょう。
卵黄に代わる材料
パイなどの表面に光沢をもたらす、いくつかの卵黄の代替材料をここで紹介します。
みりん
みりんは通常、照り焼き料理で使用されますが、和菓子作りにも活用されることがあります。
栗まんじゅうや焼きまんじゅうの製造に使われることがあり、これにより美しい焼き色と光沢が生まれます。
加熱により深みと甘みが加わるため、パイ作りにも最適です。
はちみつ
はちみつは、光沢と香りを高めるために使用されることがあります。
はちみつは、パンケーキやヨーグルト用に常備している方も多いので、代用しやすい食材です。
パイの表面に塗ると、特有の香りと美しい光沢が楽しめます。
メープルシロップ
メープルシロップは、スーパーマーケットで手に入りますし、パイとの相性も良いです。
メープルシロップを塗ることで、メープルの香りとパイ生地の香ばしさが絶妙に組み合わさり、風味豊かな美味しいパイが作れます。
バターやマーガリン
トーストに塗るバターやマーガリンも、お菓子作りで表面に塗る卵黄の代わりに使えます。
バターは、パイ生地にも使いますね。
オーブンで焼くとき、バターやマーガリンは魅力的な香りを放ち、パイに見事な焼き色を付けてくれます。
この香りがパイと見事に調和し、味わい深い仕上がりを実現します。
砂糖(牛乳+砂糖)
オーブンで砂糖を加えると、キャラメリゼのような美しい色と艶が出ます。
砂糖単体だと落ちやすいので、まずは牛乳を塗り、その上から砂糖を加えるとより良い結果が得られます。
多く塗ると、ほんのり苦味が加わり、風味が豊かになります。
植物油
サラダ油やオリーブオイルなど、一般的な調理に使われる植物油は、どれもパイに向いています。
これらの油は、パイに良い焼き色と艶を与えます。
食事向けパイはもちろん、スイーツパイにも適しており、少量で済むので、油特有の香りも気になりません。
使い勝手が良く、代用としてもおすすめです。
マヨネーズ
マヨネーズに含まれる卵と油脂は、パイに美しい焼き色と艶を出します。
スイーツパイに使う際は、少しの塩味が気になるかもしれませんが、バターを含む生地であれば、それほど問題はありません。
食事パイに使用すれば、塩味も気になりませんし、濃厚な味わいが生まれるでしょう。
ジャム
チーズケーキやパウンドケーキ作りの際、乾燥を防ぐために使われることのあるジャムは、パイにも美しい光沢をもたらします。
その上、甘酸っぱいジャムが繊細な味わいを加え、パイの仕上げに最適です。
使いやすく、代替品としても推奨されています。
パイに卵黄を塗る意味とは
バターの香りが豊かなサクサクパイを一から作るのは手間がかかりますが、市販されている冷凍パイシートを使用することで、自宅でのパイ作りがとても簡単になります。
アップルパイ、ジャムやチョコレートを使ったパイ、サツマイモやカボチャなど季節の食材を使ったパイ、キッシュやシチューの材料にも適しています。
また、シートを成形するだけでクロワッサン風にもアレンジできるので、さまざまな料理に活用できます。
パイ作りの際、多くのレシピでは、最終段階で表面に卵黄を塗る工程があります。
卵黄を塗る主な目的は二つです。
一つは、パイに光沢を与えて、見た目をより美味しそうにすることです。
実際に卵黄を塗ったパイとそうでないパイを比較すると、塗った方がずっと美味しそうに見えます。
もう一つは、パイ生地が焦げるのを防ぐことです。
パイ生地は薄い層が何層にもなっているため、焦げやすくなりがちですが、卵黄を塗ることで焦げ付きを防ぐことができます。
この、卵黄を塗る工程は、パンやスイートポテト、和菓子作りでもあります。
最後のひと手間で仕上がりが良くなるんだろうなと思っても、わざわざ白身と黄身を分けて塗るのは面倒だな…とか、残った卵白の使い道はどうしようと悩むこともあるでしょう。
しかし、卵黄を塗らない場合、パイの見た目に欠ける光沢が出なくなり、少し見栄えが悪くなってしまいます。
卵を切らしているときや、ちょっと面倒だなと思うときは、代用品を活用してみてくださいね。
まとめ
実は、パイに塗る卵黄の量は少なくても十分で、味に大きく影響を与えることはありません。
自宅でパイを作るとき、卵黄を使用するのは手間がかかる作業の一つです。
特に、余った卵白や使い道に困る卵黄をどうするかは、面倒な問題となりがちです。
できればこのような余分な工程は省略したいと思う人も少なくないでしょう。
これまでお伝えした通り、卵黄の主な目的はパイに艶を出すことですが、これがなくてもパイの製作は可能です。
しかし、パイ生地は薄い層が何重にもなっており、それぞれが焦げやすい性質を持っています。
そのため、黒く焦げるのを防ぐためには、代替品を使って生地を守ることをお勧めします。