ニンジンを使った料理は多種多様ですが、その中でも「にんじんしりしり」と「キャロットラペ」に注目しました。
にんじんしりしりとキャロットラペ、それぞれの特徴
「にんじんしりしり」と「キャロットラペ」、どちらも千切り人参を使います。
違いは、調理法や味付け、合わせる具材です。
にんじんしりしりは、ニンジンを細く切り、卵と炒めることで知られる沖縄の伝統料理です。
キャロットラペは、ニンジンを細く切り、ドレッシングで味をつけるフランスの家庭料理として広く親しまれています。
にんじんしりしり:沖縄の家庭で親しまれる伝統料理

沖縄で親しまれている「にんじんしりしり」は、細長く切ったニンジンと鶏卵を使った人気の家庭料理です。
調理では、まずニンジンをごま油などの油で炒め、しょうゆやみりんで風味をつけます。
次に溶いた卵を加え、さらに炒め合わせた後にごまをトッピングします。
しかし、家庭や店舗によっては、塩やコショウ、出汁の素、カレー粉を加えたり、ツナやコーンを入れるなど、様々なアレンジが見られます。
この料理名の「しりしり」とは、沖縄の方言で「千切り」という意味を持つと言われています。
調べてみると「しりしりー」は、すりおろす動作やその時の「すりすり」という音を表すのだそう。
そのため、「にんじんしりしりー」と長めに発音されることもあります。
沖縄では、ニンジンをすりおろす時に「シリシリ器」というおろし金を使うことが一般的で、沖縄の家庭の多くでは、このシリシリ器が台所に備えられていると言われています。
シリシリ器が手元にない場合は、人参を千切りにして代わりに使用します。
フランス家庭の定番料理「キャロットラペ」

フランスの家庭で親しまれている「キャロットラペ」は、千切りのニンジンをドレッシングで味付けする料理です。
この料理を作る際には、まず千切りニンジンに塩を振って水気を出します。
その後、オリーブオイル、マスタード、レモン汁、白ワインビネガーで和えます。
家庭やレストランによっては、塩、コショウ、砂糖、ハチミツ、クミンやカルダモンなどのスパイスを加えることもありますし、ドライフルーツ、カッテージチーズ、クルミなどの具材を足すこともあります。
フランス語で「ラペ」も、沖縄のしりしりと同じように「千切り」「細切り」の意味で、この料理ではチーズおろし器などを使ってニンジンを細かくすりおろすのが一般的です。
まとめ
人参しりしりと、キャロットラペの違いについてご紹介しました。
それぞれ、沖縄とフランスの代表的な料理です。
どちらも千切り人参を使いますが、調理法や味付け、合わせる具材が異なります。
沖縄の「人参しりしり」は千切りニンジンと鶏卵を炒め、しょうゆやみりんなどで味付けしたものです。
一方、フランスの「キャロットラペ」は、千切りニンジンに塩をして水分を出し、ドレッシングで和えます。
人参しりしりもキャロットラペも、家庭により味付けや具材を加えてアレンジすることも多いです。