缶詰の開けやすさが向上し、家庭での缶切りの必要性が減ってきました。
しかし、缶切りは缶詰を開けるだけでなく、他にも使える場面があります。
例えば、缶製の貯金箱を開ける際にも役立ちます。
「貯金箱をどう開けよう?」と悩んだことのある方も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つ、家庭にある物で代用できる「貯金箱開けツール」をご紹介します。
新たに缶切りを買う必要はなく、すぐに使える身近なアイテムで解決できます。
貯金箱を開けるためのおすすめ代用品
缶製の貯金箱には食品が含まれていないので、衛生面の心配はいりません。
一般的には缶切りがないと開けられないと思われがちですが、実は尖った物や刃物などでも代用できます。
貯金箱を手軽に開けるための代用品をいくつか紹介します。
ハサミを使った缶開けテクニック
まずは、ご家庭のハサミを活用した缶開けの方法です。大抵の家庭にハサミはあるので、手軽に試せます。
ただし、ハサミは刃が鋭いので、扱いには注意が必要です。
【用意する物】ハサミ、作業手袋、タオル
- ハサミを広げ、一方の刃にタオルを巻きます。分解可能なハサミなら、片方の刃だけを使用します
- 作業手袋を着用し、タオルで覆われていない刃を缶の端にあて、こすりつけながら力を加えます。手を刃で切らないように注意してください
- 缶に穴が開いたら、ハサミを缶の端にそって動かし、少しずつ切り開いていきます
マイナスドライバーとハンマーを使った方法
続いては、日常的にネジ締めに使うマイナスドライバーを使った缶開け方法です。
ドライバーの先端が鋭いので、取り扱いには慎重に。
【用意する物】マイナスドライバー、ゴム手袋、ハンマー(金づち)
- ドライバーの先端を貯金箱の端に当てます
- ゴム手袋をして、ドライバーを押し付けながらこすりつけます。ゴム手袋は滑りにくく、安全性を高めます
- 穴がなかなか開かない場合は、ネジを打ち込むようにドライバーの持ち手をハンマーで叩きます
- 穴が開けば、この手順を繰り返し、開口部を広げていきます。
スプーンを使った缶開け方法
手近にあるスプーンを使って、缶を開けることができます。
ただし、スプーンが傷つく可能性があるので、使用しないスプーンを選びましょう。
この方法では、薄くてあまり曲がっていないスプーンが最適です。
フルーツをくり抜く際に使用する、ギザギザのスプーンも役立ちます。
【準備するもの】スプーン、作業手袋
- 作業手袋を着用し、スプーンの丸みを帯びた部分を缶の端に強く押し付けて擦ります
- 穴が開いたら、缶のフチに沿ってスプーンを滑らせて開けます。
切り口で手を切らないように注意してくださいね。
彫刻刀による開け方
彫刻刀も缶切りとして活用できます。
特に、先端が平らでまっすぐなタイプが適しています。
彫刻刀は鋭利なので、使用時には十分に注意してください。
【必要なもの】彫刻刀、作業手袋、ゴムバンド
- 滑りやすい彫刻刀の持ち手には、ゴムを巻いてグリップ力を向上させます。タオルを巻いて持ちやすくするのも良い方法です
- 作業手袋を着用した後、缶の端に彫刻刀の先を当てます
- 穴を開けるために彫刻刀を強く擦ります
- 穴が開いたら、同じ方法で開け口を広げていきます
アイスピックや錐を使用した缶開け
アイスピックや錐(キリ)などの尖った工具も、缶を開けるのに適しています。
これらの工具は頑丈で、適切な力を加えても壊れにくいですが、無理な力の加え方や周囲の安全には注意が必要です。
【準備するもの】アイスピックまたは錐、作業手袋、ハンマー(金づち)
- アイスピックや錐の先を缶の端に当てて、端に沿って穴を開けます。穴が開けにくい場合は、ハンマーで持ち手を軽く叩くと良いでしょう
- 缶のフチに周囲一周の穴が開いたら、アイスピックや錐を、蓋とフチの間に差し込んで、蓋を持ち上げて開けます
ナイフによる缶の開け方
ナイフは、缶切りの良い代替品になり得ます。
特に、大型のナイフより扱いやすいペティナイフが使いやすいです。
ナイフは非常に鋭いので、使用時は指を切らないよう注意が必要です。
【準備するもの】ペティナイフ、作業手袋、ハンドタオル
- 安全性を考慮して、使用しないナイフの先にハンドタオルを巻きつけます
- 作業手袋を着用し、ナイフの根本部分や角を缶の縁に押し当てて、強く擦ります
- 穴が開いたら、缶の縁に沿ってナイフを滑らせて切り開きます
コインを使用した缶開け
驚くかもしれませんが、小銭で缶を開けることが可能です。
たとえば、10円玉でもうまくいきます。
切り口が手に近くなるので、怪我を防ぐために作業手袋を使うことをお勧めします。
【準備するもの】10円玉、作業手袋
- 作業手袋をはめ、10円玉を持ち、缶の縁に強く押し当てて擦ります
- 穴が開いたら、缶の縁に沿ってコインを滑らせ、開けていきます
コルク抜きを利用した缶の開け方
コルク抜きのらせん部分も、缶切りの代用品として役立ちます。
ただし、栓抜きが壊れる可能性があるので、使用時には注意が必要です。
【準備するもの】らせん状の栓抜き、作業手袋
- 缶の縁に栓抜きの先を当てます
- 作業手袋を着用した状態で、栓抜きを強く押し当てながら回します
- 缶の縁に沿って穴を開けたら、蓋を持ち上げて開けます
缶切り代替道具の安全使用ガイド
缶切りの代わりに別の道具を使う場合は、安全性を最優先にすることが重要です。
不注意により怪我をするリスクがあるため、以下の安全対策を心に留めておくことが大切です。
不均一な切り口に注意
通常の缶切りとは異なり、代替道具を使用すると切り口が不均一でギザギザになることがあります。
このような切り口は危険を伴います。
貯金箱からお金を取り出す際には、切り口で手を切らないよう特に注意してください。
軍手などを使うことも忘れずに!
尖った道具使用時の注意点
アイスピック、キリ、ナイフ、彫刻刀などの尖った道具は、特に注意が必要です。
これらの道具の先端は尖っており、容易に切れるため、使用時には手を切らないよう細心の注意を払ってください。
缶のフチに沿って作業する際は、道具がフチから外れて手に刺さらないよう慎重に行動してください。
また、道具が折れたり飛び散ったりする危険もあるため、使用する際は周囲に人がいないかを確認し、周囲の安全にも配慮してください。
まとめ
尖った先端を持つアイスピック、キリ、栓抜き、彫刻刀は、穴を開けるのに適していて、缶切りの代わりとして役立ちます。
はさみやナイフのような切断用の道具も、缶を開けるための代用品として使用できます。
また、スプーンやコインも、緊急時に缶切りの代替として使えます。
缶を開ける作業において、どの道具を使う場合も、取扱いには十分に気を付けてくださいね。
また、切り口が尖って危ないので、蓋を開ける時も怪我をしないよう注意しましょう。