「リバティけごん」と「けごん」の違いは、使われている車両が従来型の「リバティ」か新しい車両の「スペーシア」かという違いです。
リバティけごんは新しい車両で設備が整っており、けごん(スペーシア)は座席が広くゆったりしているのが特徴です。
行き先や料金は基本的に同じなので、迷ったらリバティけごんを選ぶとよいでしょう。
- 新しさ・設備重視 → リバティけごん
- 座席の広さ・旅行気分 → けごん
リバティけごんとけごんの違いは?
そもそも「けごん」って何?
けごんは特急列車の名前(愛称)です。
電車の種類ではありません。
東武鉄道の特急のうち、日光方面へ向かう列車に「けごん」という名前が付いています。
一方で、電車そのものには別の名前があります。
- スペーシア(従来車両)
- リバティ(新型車両)
つまり「スペーシアで走るけごん」「リバティで走るけごん」が存在します。
なぜ「スペーシアけごん」と言わないの?
もともと「けごん」は、ほぼすべてスペーシアで運行されていました。
そのため
- けごん=スペーシア
として通じていたため、わざわざ「スペーシア」と付ける必要がありませんでした。
その後、新型のリバティが登場し区別が必要になったため、「リバティけごん」という呼び方が使われるようになりました。
リバティけごんとの違い
特急列車の「けごん」は、以前はスペーシアだけで運行されていましたが、新型のリバティが登場し、区別のために「リバティけごん」と呼ばれるようになっています。
リバティけごんとけごんの違いは、主に「車両の新しさ・設備・座席の広さ」です。
- リバティけごん:新型で過ごしやすい(コンセント・Wi‑Fi・荷物スペースなど充実)
- けごん(スペーシア):座席が広くゆったり(個室・フットレストあり)
- 料金や行き先は基本同じ
「過ごしやすさ」ならリバティ、「広さ・ゆったり感」ならけごんを選べばOKです。
体感としては、リバティは新幹線の普通車に近い座り心地で、スペーシアはそれよりも足を伸ばせる余裕があります。
リバティけごんの特徴
リバティけごんは、「リバティで走るけごん」で、現代的な特急です。
通勤・観光・ビジネスなど幅広い用途に対応しやすい設計になっています。
- 新しい車両で内装がきれい
- 全席コンセントあり
- Wi-Fi対応
- 比較的揺れが少ない
- 大型荷物スペースあり(各車)
- ベビーカーやスーツケースも置きやすい
- 前席背面テーブル+ドリンクホルダーで使いやすい
- 停車駅が柔軟(列車ごとに変わる)
- 鬼怒川方面まで乗り換えなしで行ける列車が多い
リバティけごんのおすすめ座席については、以下の記事で詳しく解説しています。
景色を楽しみたい・スカイツリーを見たいなど、目的別にまとめているので、よかったら参考にしてください。

けごん(スペーシア)の特徴
けごんは、「スペーシアで走るけごん」です。
昔からある特急で、ゆったりした旅行向けです。
- 昔からある特急
- 座席が広くゆったり(シートピッチ約1100mm)
- ボックス席や個室あり(車両による)
- コンセントなし(基本)
- 窓側に固定テーブル+肘掛け内に引き出しテーブル
リバティけごんとけごんの違いを一覧で比較
リバティけごんとけごんの違いを一覧にしました。
| 項目 | リバティけごん | けごん(スペーシア) |
|---|---|---|
| 車両 | 新型 | 従来型 |
| 過ごしやすさ | 設備がそろっていて過ごしやすい | 普通 |
| コンセント | 全席あり | 基本なし |
| Wi-Fi | あり | なし |
| 座席 | 標準 | 広い(シートピッチ約1100mm) |
| テーブル | 前席背面+ドリンクホルダー | 窓側テーブル+引き出し式(やや小さめ) |
| 荷物 | 大型荷物スペースあり | 上部棚中心(大型は車両限定) |
| 個室 | なし | あり(コンパートメント) |
| トイレ | 洋式中心 | 洋式+一部和式 |
| バリアフリー対応 | あり(多機能トイレ対応) | なし |
| 停車駅 | 可変 | 固定 |
| フットレスト | なし | あり |
| 本数 | 多い | やや少なめ |
リバティけごんとけごんの停車駅に違いはある?
どちらも同じ区間を走りますが、けごんは停車駅が固定、リバティけごんは列車ごとに変わるのが違いです。
そのため、「リバティけごん」に乗る場合は、停車駅を確認してくださいね。
行き先
どちらも浅草〜東武日光が基本で、目的地に違いはありません。
停車駅
けごん
停車駅はほぼ固定で、どの列車でも同じパターンで運行されます。
基本の停車駅は以下です。
浅草 → とうきょうスカイツリー → 北千住 → 春日部 → 栃木 → 新鹿沼 → 下今市 → 東武日光
- ほとんどの列車がこの並び
- 例外が少なく、初めてでも分かりやすい
リバティけごん
停車駅は列車ごとに変わるのが特徴です。
まず、基本となる主要駅は共通しています。
浅草 → 北千住 → 春日部 → 栃木 → 新鹿沼 → 下今市 → 東武日光
これに加えて、列車によって以下の駅が追加されます。
- とうきょうスカイツリー
- 曳舟
- 東武動物公園
- 杉戸高野台
- 南栗橋
さらに、時間帯やダイヤによって
- 停車駅が増える(利用しやすさ重視)
- 停車駅が少ない(速達タイプ)
といった違いもあります。
なぜこの違いがあるの?
リバティは、通勤・観光どちらにも対応するために設計された特急です。
そのため、柔軟に運行できる仕組みになっています。
- 利用者が多い駅には停車
- 需要に応じて停車駅を調整
※分割・併結や直通運転(鬼怒川・会津方面など)に対応するため、停車駅が列車ごとに調整されています
料金の違いはある?
料金
リバティけごんとけごん(スペーシア)は、どちらも同じ特急料金体系が使われているため、通常の指定席であれば料金に違いはありません。
例えば浅草〜東武日光の場合、運賃と合わせて3,000円前後が目安です。
- 運賃:約1,400円前後
- 特急料金:約1,650円
そのため、車両の新しさや設備の違いで選んでも、料金はほぼ同じです(旅行のプランによっては、多少差がある場合もあるようです)。
ただし、スペーシアには「個室(コンパートメント)」があり、この個室を利用する場合は別途料金がかかります。
- リバティけごん・けごんともに通常席の特急料金は共通
- 個室を利用する場合は追加料金あり(スペーシアのみ)
個室
けごん(スペーシア)にはコンパートメントタイプの個室があり、利用する場合は通常の特急料金に加えて個室料金が必要になります。
この個室料金は1室あたり約3,000〜4,000円程度が目安で、グループや家族で利用すると1人あたりの料金を抑えやすく、プライベート空間でゆったり過ごせるのが特徴です。
一方、リバティけごんには個室はなく、すべて通常の座席になります。
複数人でゆったり過ごしたい・個室を使いたい場合はけごん(スペーシア)が向いています。
補足:スペーシアX・リバティけごん・けごんとの違い
スペーシアXは、リバティけごん・けごんと同じく浅草〜東武日光の区間を走る特急です。
リバティけごん・けごんよりさらに上位の列車で、停車駅が少ないのが特徴です。
特別な旅行のときに選ばれることが多い列車で、他にも以下のような特徴があります。
- 高級感のある内装
- 個室・ラウンジあり
- 本数が少ない
- 料金が高め
3種類の違いまとめ
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
| けごん | ゆったり | 座席重視 |
| リバティけごん | けごんより新しい | バランス重視 |
| スペーシアX | 高級 | 特別な旅行 |
どっちを選ぶべき?
- 初めて・迷う → リバティけごん
- 座席重視 → けごん
- 観光重視 → スペーシアX
よくある質問
リバティけごん・けごんにトイレはある?
どちらも利用できます。
- リバティけごん:洋式中心で新しくきれい
- けごん(スペーシア):洋式に加えて一部和式あり(車両による)
新しさや使いやすさ重視ならリバティが有利です。
※車いす利用やベビーカー利用なら、リバティは多機能(バリアフリー)トイレ対応です
※多機能トイレ内におむつ替え台もあります
コンセントや設備の違いは?
- コンセント:リバティは全席あり/けごんは基本なし
- 車内販売:どちらもなし(乗車前に購入推奨)
- 予約のしやすさ:リバティは本数が多く取りやすい/スペーシアXは取りにくい
まとめ
リバティけごんとけごんの違いは、「どの車両で運行されるか」によるもので、行き先や料金は基本的に同じです。
そのうえで、選び方のポイントはとてもシンプルです。
- けごんは、座席が広くゆったり過ごせる昔ながらの特急
- リバティけごんは、設備が新しく使いやすい特急
どちらにも良さがありますが、
- 過ごしやすさや利便性を重視するなら → リバティけごん
- 座席の広さや旅行気分を重視するなら → けごん
と考えるとよいでしょう。
特別な旅行を楽しみたい場合は、上位列車のスペーシアXを選ぶという選択肢もありますね。